ミッドナイト・フラダンス

店主り無人による真夜中のつぶやき・日々雑感など。
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じゃあ、いつ観るか?

今でしょ!


というわけで、初日レイトショーで視て参りました。映画『DBZ神と神』
以下、ネタバレですので畳みます。

一言で集約すると、

1.お前どんだけブルマ好きやねん。
2.女たちよ、サバ読みはほどほどに。

です。
あれ、一言じゃなかった。



覚悟していたというものの、やっぱり歌とダンスはイタかった。それは確かです。
でも件の場面に至るまでの過程は、(下↓に詳記しますが一部を除いて)それなりに納得できるんですよ。男の宿命というか、妻子を持ち、かつきちんと腹を括ったらああなるものだと思います。今重きを置くもののために、それまで命より大事にしてきたものを、ポンと捨ててしまう。わかりやすい格好良さではないのだけども、また一段成長したのだな、とちょっと感動を覚えたり。
それにしたって「うん、もうちょっと押さえようか」と(制作側ではなく御本人の)背中をポンポンしたくなってしまうのは否めませんでしたが。

とか言って、実は痛すぎて直視できなかったんですけどねww
22時頃開始のレイトショーでしたので劇場内は大人ばっかりでしたけど、誰も笑わないのです。「引きましたよね」というウィスの感想通り、場内総ドン引き。現実世界なら間違いなく無かった事にされるレベルです。あまりにも滑りすぎると、突っ込んだりからかったりする方もいたたまれなくなるでしょ。だからもう無かった事にされちゃう。大人の対応で記憶から抹消されちゃう。そんなハイレベルドン引き
ビルス様にも「あいつが歌も踊りもこんなに下手だったとは」とか追い打ちを掛けられてました。ホントは歌上手いのにね!即興の変な歌だったから実力が発揮できなくて残念でしたね!

今度はIMAXのを観に行こうと思ってるので、次は目を逸らさずにガン見してきます。彼がこれほどの屈辱に耐えたのですから、敬意を表してワタシも耐えてみせますとも(笑)。


あと上↑で「一部納得できない」と書いたのは、ベジータが何故ああまでビルス様を恐れているのか、その理由付けが甘いという部分です。
ヽΣν佑法屮咼襯考佑鯏椶蕕擦襪福地球の命運はお前に掛かってるんだぞ」的なことを言い含められた
⇒直時代、ベジータ王宮で歓待を受け食事してるビルス様の足元に父王が這いつくばらされ、頭を踏んづけられている記憶が蘇った
というだけで、
「こいつはヤバい、ヤバすぎるぞ!」とか狼狽えたりしないと思うのですよ。たとえフリーザがそうされてるのを目撃してたのだとしても、「今更それがどうなの?」て感じでしょ。まして父王では説得力皆無かと。
例えば、某銀河とか某惑星系が「シュッ」と消されるみたいに一瞬で破壊されるのを見たとか(巻き込まれないでどうやって観察してたんだとかそういうのは置いといて)、せめてフリーザがその様子を「私はね、見たんですよ・・・この目で・・・!」と恐ろしそうに話すのを聞いたとか、何かそういうエピソードが無いと腑に落ちないのです。カットされたシーンの中にあったのだとすれば、それは制作側の手落ちだと思います。




さて、「馴れ初め的なシーンもありますのでお楽しみに」という堀川さんのお話でしたけど、そんな場面は一切ありませんでした
40分近くカットされたというから、その中に入ってたのかな?でもあれ、脚本段階でカットしたという話だったような・・・だとすると妙な話です。「馴れ初め」の意味を間違えて使ってたんだろうか。それとも配給側の意向で(宣伝効果を狙って)ワザと間違えたとか?
拍子抜けしたような、ホッとしたような。
知りたいのですけどね、でもやっぱり謎として残しておいて欲しいという気持ちもありますから・・・

というわけで馴れ初めはナゾのままだったのですけど、すさまじいベジブルではありました。





↑一等衝撃的だった場面。
プリンの事で怒って暴れるビルス様の顔を、「ベジータの知り合いだか何だか知らないけど、いいかげんにしなさいよ!」とかいってブルマがひっぱたき、ぴしゃっとはたき返されて彼女が地面に倒れ込むのですけど、その時のベジータが↑これ。

「よくも、俺の、ブルマををぉーーー!!」

とか叫んでブチ切れ、ビルス様に飛びかかって行くのです。超3カカを凌駕する力で。映画の最後の場面では、カカにこの「愛の雄叫び」についてさんざんからかわれ、
「これからはヤバい奴が現れたら、そいつにブルマをひっぱたいてもらやあいいんだ」
とまでほざかれる始末。

・・・いや彼が愛妻家なのは知ってますよ。良いと思います。しかしこれもね、何かこう、手っ取り早すぎるというか、ただの重度のブルマ萌えみたいに見えるというか・・・w
ひっぱたかれただけじゃなくて、手酷い傷を追った(あるいは死んだ)、とベジータが思い込むような演出があれば尚良いと思うのですけど。というか、そう思い込んで激怒したのだと思うのですけども。
地面に倒れ込むとき、ブルマはうつ伏せで顔が見えないのですけど、それを仰向けにして、ガクッと気絶させて、口から血の一筋も流しておけば良いと思うのですよね。震災を考慮して破壊だとか深刻な血の表現を抑えたらしいですから、その影響かもしれませんが。
あとセリフもさ、もうちょっと控えめに「よくも・・よくも・・・よくもおぉー!」位で良いんじゃないでしょうか。「俺のブルマ」とか、いろんな意味でそれこそヤバいわ(笑)。


このあとベジータはビルス様を結構ボコボコにするのですけど、やっぱりダメージはなく、超3悟空さと同じくデコピン(というかデコカッツン)で沈められます。で、気を失って空から降ってくる彼のところに、
「ベジーター!」
と叫びながらブルマが駆け寄って行きます。



あのシーンで、一瞬ラピュタのテーマが頭の中を駆け抜けたのはワタシだけでしょうか。
ワタシだけでしょうね。

でもね、彼女のダッシュする姿が降ってくるベジータを抱き留めそうな勢いだったんですよ。いや↑のパズーはダッシュしてる訳じゃないのですけども。
着地シーンは映りませんで、(←間違い:ちゃんと映ってました)次にベジが映ったのは、ブルとトラに支えられて歩くところでしたので、本当に抱き留めたかどうかは定かではありません。
いや無いと思いますよ。わかってます。あまりのベジブルぶりにちょっと頭がやられてるだけです。大丈夫です。


全部は書きませんけど、他にも細かいベジブルが山のように出てきます。というか、もうベジータの行動原理がブルマになっちゃってるというか、彼らの映るシーンがいちいちベジブルだというか、公式でここまでやられるとちょっとクドいというか、クドいのはお前の御託だろというツッコミが聞こえてくるというか、まあ全編そんな感じです。
ベジブラー的には、超美味しい映画だと思います。ちょっと甘々過ぎる感はありますが、ベジブラーは常時飢餓状態なのですし、こんなゲップの出そうな贅沢もたまには良いじゃないか。



さて、映画全般の感想ですが。

もうビルス様が大っ好きになりました。もう一度観に行こうというのは、半分ビルス様を拝むためでもあります。ウイスも見た目通りのすましたキャラじゃなくて、コンビでめちゃくちゃ面白いです。「THE・鳥山明」なキャラクター。目を覚ます場面から再び眠りにつくシーンまで、始終ニヤニヤさせてくれます。弾丸が額にめり込んでるシーンでは、クールに振る舞っている大人達ももう辛抱たまらんという感じで、劇場中が笑いに包まれてました。
あれもね、ベジータが引き起こした笑いだとも言えるのですけども。あんなに苦労して御機嫌をとりまくったのに、ヨッパライ悟飯ちゃんの失敗でめりこみ事件ですから。「ベジータ、あんなに頑張ってたのに・・ププッ」という、そういう笑いでもある(笑)。

バトルの迫力が凄い、という感想がたくさん聞かれるのですけど、その点はそれほどとは感じられませんでした。TV時代の迫力に馴れてるからでしょうか。一撃一撃の重さがあまり感じられないのです。おそらくはこれも、原作者の意向(震災への配慮)からそのように作ったのだと思いますが。
迫力というより、特筆すべきはスピード感と臨場感でしょうね。街中をかすめてゆくシーンなんか酔いそうでしたから(笑)。ああ、これを「迫力」と表現しているのかな?迫力あるジェットコースター的な。重さはあまり感じられなくても、やっぱり見ててワクワクしました。
あと、カタルシスは薄いです。やっぱりね、ああいうまろやかな筋書きと両立は出来ないですからね。その点はしょうがないと思います。

ゴッドは、ビックリするほど可愛らしかったですね。いや顔が(笑)。目とか「まるっ」としてるの。
五人の正しいサイヤ人が別の正しいサイヤ人にパワー(←間違い。「光」でした;)を送り込んで出現させるのですけど、顔があんな幼くなってしまったというのは、胎児であるパンちゃんの影響なんでしょうか。
人智の及ばない、今までの「力」の延長には無い別世界を表すため、あえてゴツい表現を避けたのでしょう。なるほどなーと思いました。でもさ、もうそんな神域に足を突っ込んでるなら、別にあの髪型とか道着に拘る必要もなかったでしょうに。顔も明らかに悟空さじゃなかったんですしさ。
どうせならもう、髪は漂白したみたいな白のサラサラスーパーロングとかにして、虹彩は金色にして、でっかい羽根と後光でも背負わせて、服もなんか白くして、「大天使の降臨」みたいにしちゃえば良かったのに。
すみません、嘘です。そんなの困ります。
あと敢えて言うなら「正しい」とかいう表現がなんか安っぽくてヤダな。子供に解りやすくするためにそうしてるんでしょうけど。
あっ。
脚本家の方が「御大がほぼ完成させた脚本を、(尺の関係で)長すぎる所を削ったり、表現を解りやすくしたりしました」とか仰ってましたけど、これがまさに「解りやすくした表現」なのかもしれません。

冒頭から終章までブルマのバースデーパーティーが続いてるんですが、「アタシの38歳の誕生パーティーをよくもメチャメチャにしてくれたわね!」みたいなことをブルが喚いて、仲間に微妙な表情で眺められるシーンがあるんですが、いくらなんでもサバ読み過ぎですわな(笑)。ビーデルさんが妊娠中でしたから、ということはこの翌年にブルはブラちゃんを身籠る訳ですから、この時は44か45辺りのはず。浜村淳氏が、「38歳になるこんにちまで知りませんでした!」てな言い回しをよくされるのですけど(実際には70代)、38歳という年齢は、大人たちにとって何か特別なものがあるのでしょうか。
マイも年齢を訊かれて41とか答えてましたけど、彼女はもう50近いはずですから、鯖読みということではこちらの方が上手(うわて)です。姿は子供なので逆サバみたいになってましたけど・・・(←じゃなくて「47」と言ったのかも。それなら計算が合いますね。)ピラフ様が神龍に「若くしてくれ」という曖昧な頼み方をしたがためにそうなってしまったよう。
彼女はトランクスと良い雰囲気になってましたけど、この先どうなるのでしょうか。事実を知ったトランクスのトラウマにならない事を祈ります。余計なお世話。
それにしてもピラフ様面白かったなあ(笑)。
不満なのは、ピコ様のカラオケシーンが静止画だったこと。ちゃんと歌ってもらってよ〜!聴きたかったのに!


以上、カタルシス不足ではありますが、楽しいひとときを頂いた映画でした。
ベジブラーにとっては顔筋が攣りそうなニヤニヤ動画でもありますしね(笑)。ディスク化が待ち遠しいです。外国の方には受けが悪いかもしれませんが・・・
しかしアレですよ、映画化権の問題はどうなったのでしょうかね。20世紀FOXが持ってたはずですが(だから契約により新しい展開の話が作れなかった)、ターブルのお話辺りから新展開続々ですよね。買い戻したのかな?それともお金払って権利を借りてるんだろうか。
来年は連載開始30周年だそうですし、こうなるといよいよスタッフ総入替でTV版のリメイクが始まるかもしれませんね。期待半分、不安半分。






来場のオマケ。
ドラゴンレーダー型ケースと、スーシンチュウのボールペン。と、なんか悟空さのカード。

・・・ワタシ、ペン集めてなかったんですけど・・・中途半端にこれだけ頂いても困るんですけど・・・
ていうかこのペン使いにくっ!ありえんほど使えん(笑)
カードは・・・えーと、どうしようかな・・・し、シオリにでもして使おうかな!そうだ、そうしよう!

| り無人 | - | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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